製造フロー
私たち新洸化成は、1999年春にHDPE樹脂によるインジェクション・ブロー技術を確立しました。
それまで成形性が悪く、精度での課題が指摘されていた、添加剤フリーの成形ニーズに対応したものでした。
創業以来蓄積してきた同成形技術のノウハウを核に、金型キャビティ内面の特殊表面処理とパリソン形状に工夫を施したほか、温度管理や吹き込み条件などの最適化を図ったのです。ブロー形成はすでに実用化されていたものの、高成形精度や量産性の面でメリットのあるインジェクション・ブロー成形は、業界初のことでした。
以来、乳製品業界を中心に数多くの製品が納品されており、乳製品業界をはじめとする様々な業界から高い評価を受けています。
そして、的確な品質管理、コスト管理、さらに衛生管理というベーシックなプロセスにも大きな力を注ぐことで、商品のクオリティを飛躍的に高め続けています。
食器容器、照明器具などの製品企画から、デザイン・構造提案まで、お客様の幅広いご要望に、豊富な経験と最新の技術でお応えしています。「より良い製品づくり」の思想から生れる知的なアイディアと問題意識が、製品一つひとつに強い個性的な特長を持たせていきます。
インジェクションブロー技術の要は金型設計にあります。オリジナリティあふれる金型技術を駆使し、用途・目的に応じた金型を設計します。鋼材の選定から表面処理までの緻密なプランニングが、高精度な成形を実現します。
自動化、効率化、ローコスト化、操業の安定を促進するための生産ラインを実現しています。高精度で安定した成形を実現する<インジェクション成形)、インジェクション後、内部に空気を吹き込んで成形する<インジェクションブロー成形>、縦横方向に空気を吹き込み延伸成形する<ストレッチ成形>、商品特長に合わせた成型方法で、常に最高品質をお届けする体制を整えています。
当社の製品には、幾重にも厳しい点検が課せられています。形状、強度、精度、作業性などにバラツキが無く安定しているかどうかを、目視と各種検査機器により工程ごとに厳しくチェック。お客様が期待される品質を実現しています。
- きめ細かな在庫管理システムや迅速な納品体制などを整備して、製品をミスなく確実に、よりスピーディにお届けしています。